当院が参加したFreeStyleリブレに関する多施設共同研究が医学雑誌に掲載されました。

院長の澤木秀明です。

澤木内科・糖尿病クリニックも参加した多施設共同研究が、英文医学雑誌に掲載されましたのでご報告します。

研究内容: 1型糖尿病患者さんを対象に、フリースタイルリブレ(持続血糖測定器)から得られるデータを11種類の機械学習技術(AI)で解析し、「重症低血糖をいかに予測するか」を検討しました。京都医療センターの坂根直樹先生が研究代表者として尽力してくださいました。

なぜこの研究が重要なのか:

重症低血糖は命に関わる危険な状態ですが、従来は「どの患者さんが起こしやすいか」を事前に見つけることが困難でした。

今回の研究で、日常診療で使用しているCGMデータ、特に以下の4つの指標

  • TBR<70(低血糖の時間)
  • %CV(血糖値の変動の大きさ)
  • GMI(推定HbA1c)
  • GRI(血糖リスク指標)

を機械学習で分析することで、重症低血糖のリスクが高い患者さんを予測できることがわかりました。

患者さんへのメリット:

  • 重症低血糖が起きる前に、ハイリスクの方を早期発見できる
  • 予防的な対策を事前に行える
  • お一人おひとりに合わせた、より安全な治療管理が可能になる

当院でも、この研究成果を可能な部分から、日常診療に活かしてまいりたいと思います。
研究にご協力いただいた患者さんに厚く御礼を申し上げます。

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