1型糖尿病ってどんな病気だと思いますか。太っていなければインスリン欠乏症という認識で良いかと思われます。インスリン注射+1型糖尿病=健常人です。太っておられれば、生活の状況をおうかがいし、適正な食事量を提案することになります。
1型糖尿病では「食べる炭水化物量に応じてインスリン量を決定する」ことが治療の根幹となります(食べる炭水化物量を数えることを「カーボカウント」といいます)。
食事のバランスももちろん大切ですが、食事に含まれる炭水化物を見抜く食事指導が大切です。
食べる炭水化物量に応じて、超速効型インスリンの量を決定するからです。
超速効型インスリンは血糖が高ければうちます。
糖質インスリン比を確認し、たとえば、10gの糖質に1単位、超速効型インスリンをうつといった具合です。
頻回注射療法をペンかインスリンポンプで行います。うつ量は血糖補正分と炭水化物の処理分を合わせたものとなります。
治療の目標はインスリンを注射することで健常人と変わらない生活を送ってもらうことです。
インスリン注射療法やインスリンポンプ療法にも精力的に取り組んでおります。
インスリンポンプとCGM 糖尿病をうまく管理するためのガイド
Francine R.Kaufman 著/雨宮伸・難波光義 監訳
にも御縁を頂戴して、翻訳に参加させていただきました。
インスリンポンプ ミニメド640Gの取り扱いをはじめました。
今まで、低血糖が怖くて、インスリンを十分にうてなかった方には、強い味方になります。
日本語対応
低血糖が予想されると、インスリンの注入が自動でとまり、低血糖をさけることができます。
※CGMと組み合わせた場合
自動注入後、低血糖の危険がないと判断されれば、インスリン注入は自動で再開されます。