ライフスタイル外来とは

外来の受付にこられた患者さんが、「ED外来をお願いします」「AGA外来希望です。」とは、なかなか言いにくいものです。
当院では、ED治療AGA治療の診療をあわせて、「ライフスタイル外来」という形で、表現しております。

初診の方は、受付で「ライフスタイル外来希望」とお伝えください。
※ライフスタイル外来は20歳以上の男性が対象です
土曜日はライフスタイルのみの初診は承っていません

担当医師

澤木秀明 院長
※澤木医師が休診の際は、継続処方のみの対応となります。
初めてライフスタイル外来を受診する方は、澤木医師の診療日に来院ください。
土曜日はライフスタイルのみの初診は承っていません

診療の流れ

1)受付

受付・問診受付で「ライフスタイル外来希望」の旨をお伝えいただき、カルテ作成のためお名前の分かるもの(保険証、免許証など)のご提示をお願いいたします。その後、簡単な問診票を記入いただきます。問診票は受付または診察室でご提出ください。
問診は来院前に入力いただくことも可能です(予約完了画面からWeb問診に進んでください)

2)診察・処方

診察初診は男性医師が診察を行います。問診は5分程度、患者さんと相談しながらお薬を決定し、診察室内でお薬をお渡しします。

当院では性機能に関する精密検査を行っていません。
場合によっては性機能の専門医受診が役立つかもしれません。
日本性機能学会の専門医のHpはこちら
ご了承のほど、よろしくお願いいたします。

3)会計

お会計は自動精算機で行っていただきますので、お薬名が記載された領収書を会計係から手渡しすることはありません。
*泌尿器科的な処置は当院では実施しておりません。
*他の病気の状況次第では、当日中に処方できない場合があります。
*受付から診察までは概ね30分です。(混雑時は長時間お待ちいただく場合があります)

料金

初診料、再診料は不要で、お薬のみの料金です。
ED治療薬は1錠から、AGA治療薬は1箱から処方します。

ライフスタイル外来価格表(2023/12現在)
EDバイアグラOD50mg1枚1,530円
タダラフィル10mg1錠1,500円
バルデナフィル10mg1錠1,500円
バルデナフィル20mg1錠1,800円
AGAザガーロ0.5mg30錠11,000円
プロペシア1mg28錠7,540円

ED(勃起不全)外来

ED障害(勃起不全・勃起障害)とは?

日本性機能学会の定義によると、性欲、勃起、性交、射精、オーガズムのいずれかひとつでも欠けるか不十分なものを性機能障害といいます。
このうち勃起が不十分または不可能なものを勃起障害または勃起不全といい、英語でErectile Dysfunction、略してED障害と呼ばれます。
専門的には「性交時に十分な勃起が得られないため、あるいは十分な勃起が維持できないため、満足な性交が行えない状態」と定義されています。
ストレスなどの心因性によるED障害や、事故によるけがや手術の後遺症としてED障害になる場合、生活習慣病によって起こるEDなど様々な原因があります。

ED障害の日本の現状

高血圧や糖尿病、前立腺疾患、肝機能障害などの生活習慣病にかかっている人の約80%がED障害であるとされ、それにストレスなどによる心因性のED障害を含めると1100万人を超えるとも言われています。
年齢別にみると、40歳代で20%、50歳代で40%、60歳代で60%の人がEDというデータもあるようです。

ED障害の分類と原因

ED障害の原因は大きく心因性のものと器質性のものに分けられます。

(1)心因性のED障害
日常の強いストレスによるものや、過去の性交渉における失敗の記憶、あるいは新婚の男性が性交渉に不慣れであったり、極度の緊張でEDになるケースもあります。うつ病などの精神疾患によるEDもあります。

(2)器質性のED障害
器質性のED障害は主に以下の3点が原因になります。
・交通事故などにより脊髄を損傷し、神経の傷害によって起こるもの
・「膀胱がん」「直腸がん」などの骨盤内手術による神経の障害によるもの
・生活習慣病(糖尿病、高血圧、腎機能障害など)によるもの

内服薬による治療(当院での取り扱い)

※レビトラは現在品薄のため取り扱いがありません

バイアグラODフィルム50mg 1枚1530円

(1)服用時の注意
性行為の約1時間前に服用してください。
食後の服用は、空腹時服用と比べると効果発現が遅れることがあるので注意してください。
1日の服用は1回とし、間隔は24時間あけてください。
(2)服用方法
唾液や水で飲みこみます。
※水なしでも服薬可能です
(3)効果発現時間
服用後、約30分~12時間
(多少の個人差あり)
(4)主な副作用
血管拡張(ほてり、潮紅)、頭痛など
(5)以下の薬剤を服用中の方は、必ず医師にお申し出ください
硝酸剤及びNO供与体、アンカロン錠、アデムパス、CYP3A4阻害薬、CYP3A4誘導薬、降圧剤、α遮断薬、ハンプ

タダラフィル錠10mg 1錠1500円(シアリスジェネリック)

(1)服用時の注意
性行為の約1時間前に服用してください。
食事の影響は受けません。
1日の服用は1回とし、間隔は24時間あけてください。
(2)服用方法
水で飲みこみます。
(3)効果発現時間
服用後、約1時間~36時間
(多少の個人差あり)
(4)主な副作用
血管拡張(ほてり、潮紅)、頭痛、消化不良など
(5)以下の薬剤を服用中の方は、必ず医師にお申し出ください
硝酸剤及びNO供与体、sGC刺激剤、CYP3A4阻害剤、HIVプロテアーゼ阻害剤、CYP3A4誘導剤、α遮断剤、降圧剤、カルペリチド

バルデナフィル錠10mg(レビトラジェネリック) 1錠1500円
バルデナフィル錠20mg(レビトラジェネリック) 1錠1800円

(1)服用時の注意
性行為の約1時間前に服用してください。
1日の服用は1回とし、間隔は24時間あけてください。
(2)服用方法
水で飲みこみます。
(3)効果発現時間
服用後、約30分~10時間
(多少の個人差あり)
(4)主な副作用
血管拡張(ほてり)、高血圧 、心悸亢進、頻脈、顔面浮腫、低血圧など
(5)以下の薬剤を服用中の方は、必ず医師にお申し出ください
硝酸薬、肺高血圧症治療薬、抗ウイルス薬、抗真菌薬、抗不整脈薬

AGA外来(男性型脱毛症、Male pattern hair loss)

AGA(男性型脱毛症)とは?

人間の毛髪は、成長期、退行期、休止期というヘアサイクルを繰り返しながら、2~6年をかけて生えかわっていきます。
ところがこのヘアサイクルが乱れ、成長期が短くなり、毛髪が十分に伸びる前に抜けてしまい、頭頂部や前頭部の毛髪が薄くなるのが男性型脱毛症です。
男性型脱毛症では、毛周期を繰り返す過程で成長期が短くなり、休止期にとどまる毛包が多くなります。

臨床的には前頭部と頭頂部の頭髪が薄くなるパターン脱毛として観察されます。

AGAの日本の現状

日本人の男性型脱毛症の頻度は、軽症の人も含めると平均で30%といわれています。
思春期から、特に20歳代後半から30歳代にかけて著明となり、徐々に進行して40歳代以後に完成します。

AGAの原因

AGAには、テストステロンという男性ホルモンが深く関与しています。
男性ホルモンは、前頭部や頭頂部などの男性ホルモン感受性毛包において軟毛化を引き起こします。
毛乳頭細胞に運ばれたテストステロンは5α-還元酵素Ⅱ型の働きにより、さらに活性が高いジヒドロテストステロン(DHT)に変換されて受容体に結合します。
DHTが結合した男性ホルモン受容体はtransforming growth factor(TGF)-βなどを誘導し、毛母細胞の増殖が抑制され、成長期が短縮することが報告されています。

AGAの症状

思春期から、特に20歳代後半から30歳代にかけて男性の前頭部と頭頂部の頭髪が軟毛化して細く短くなり、最終的には額の生え際が後退し頭頂部の頭髪がなくなります。
成長期が短くなることにより毛包がミニチュア化し、結果的に頭髪は細く短くなります。
AGAは年齢に伴う脱毛と異なり、パターン化した脱毛が特徴です。

治療法(「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」参照)

男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017には

男性型脱毛症にはフィナステリド(プロペシア)、デュタスリド(ザガーロ)の内服を行うよう強く勧める。
一方、女性型脱毛症には行うべきではない。

外用育毛剤(塗り薬)としては、

ミノキシジル(リアップなど)外用を行うよう強く進める

また、

フィナステリド(プロペシア)及びデュタスリド(ザガーロ)内服やミノキシジル(リアップなど)外用による効果が十分でない症例に対して、他に手段がない状況において、十分な経験と技術を有する医師が施術する場合に限り、男性型脱毛症には自毛植毛術を行うよう勧め、女性型脱毛症には行っても良いこととする。

と記載があります。
現在当院では、内服薬のフィナステリド(プロペシア)とデュタスリド(ザガーロ)の処方を自費診療で行っています。
内服薬は、症状の重症度にかかわらず、少なくとも1年間は内服することが勧められています。

プロペシア 1箱(28錠)7540円

前立腺肥大症の治療薬です。男性型脱毛症の原因物質である5α還元酵素には1型と2型がありますが、特に毛乳頭細胞に存在する2型が、抜け毛につながるDHT(ジヒドロテストステロン)の生産に関わっています。プロペシアはテストステロン(男性ホルモン)と2型5α還元酵素との結合をブロックし、2型DHTの生産を抑制させる働きを持っています。

(1)服用方法
1日1回、決まった時間にいつでも内服可能です

(2)服用の注意点
男性ホルモンを抑制する効果があるため、PSA値(前立腺がんの腫瘍マーカー)が低下し、前立腺がんの早期発見に障害となる場合があります。
そのため人間ドックなどで服薬開始前2ヶ月以内にPSAを測定している方を除いては、プロペシア服用前にPSA検査を行うことが勧められます。
また、服用後6ヶ月目に効果判定をかねてPSAの再測定をお勧めします。
※当院では(自費)3460円でPSA検査を承っております。
※人間ドックなどでPSA検査を受ける際は、プロペシアを服用中であることを担当医にお伝えください。

(3)主な副作用
勃起不全、性欲減退、射精障害など
これらの副作用は、プロペシアの中止後も持続する場合があります

(4)治療効果
主に頭頂部の脱毛症に効果的です。
プロペシア1mgを継続して3年間服用することで、患者さんの98%は、うす毛が進行せず「改善・不変」が認められたと報告があります。

ザガーロ 1箱(30カプセル)11000円

ザガーロは日本の男性型脱毛症(AGA)治療薬としては最も新しい薬になります。
AGAの主な原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)は、テストステロン(男性ホルモン)が5α還元酵素の働きにより変換されることで生成されます。
ザガーロはこの5α還元酵素の働きを阻害して、テストステロンがDHTに変換されてしまうことを防ぎます。これはプロペシアも同様ですが、5α還元酵素には1型と2型があり、プロペシアが阻害するのはこのうち2型のみです。対してザガーロは1型・2型両方を阻害することができるので、より高い効果が期待されます。
また、プロペシアの効能の表記が症状の進行遅延に留まっているのに対し、ザガーロではより発毛を期待させるような表記が認められています。

(1)服用方法
1日1回1カプセル、同じくらいの時間に服用します。
食事の影響をうけないので、いつでも服用できます。
カプセルをかんだり、あけたりせずに服用してください。

(2)服用の注意点
男性ホルモンを抑制する効果があるため、PSA値(前立腺がんの腫瘍マーカー)が低下し、前立腺がんの早期発見に障害となる場合があります。
そのため人間ドックなどで服薬開始前2ヶ月以内にPSAを測定している方を除いては、ザガーロ服用前にPSA検査を行うことが勧められます。また、服用後6ヶ月目に効果判定をかねてPSAの再測定をお勧めします。
※当院では(自費)3460円でPSA検査を承っております。
※人間ドックなどでPSA検査を受ける際は、ザガーロを服用中であることを担当医にお伝えください。

(3)主な副作用
勃起不全、性欲減退、射精障害など
これらの副作用は、ザガーロの中止後も持続する場合があります

(4)治療効果
頭頂部や前頭部の発毛効果が報告されています。
ザガーロを6か月間服用することで、服用前と比べて、脱毛部位に太く長い毛の本数が増えるといった効果が期待できます。
3か月の服用で効果が現れる人もいますが、通常は6か月間飲み続ける必要があります。
「発毛効果」が得られた後に服用を中止すると元の状態に戻ってしまいますので、飲み続けることが重要です。

タイトルとURLをコピーしました