東京大学の脇嘉代先生が当院にお越しくださいました

院長の澤木秀明です。
2024年2月15日(木)
東京大学大学院医学系研究科 医療情報学分野DTx 研究室
准教授の脇嘉代先生が当院にお越しくださいました。

脇先生の研究室では、2型糖尿病や肥満を対象としたSaMDおよびNon-SaMDの開発をされているそうです。

デジタル技術を医療やヘルスケアに活用することはデジタルヘルスと呼ばれます。
デジタルヘルスのうち、薬事承認が必要なものは「プログラム医療機器(Software as a Medical Device:SaMD、サムディー)」と呼ばれます。

SaMDのうち、治療用アプリなど疾患の治療を目的としたものは「デジタル治療(Digital Therapeutics:DTx)」と位置づけられています。

ちなみに健康増進などを目的にヘルスケア領域で利用されるデジタル技術は「Non-Software as a Medical Device:Non-SaMD、ノンサムディー」と呼ばれます。

日本国内では、SaMDとして、いくつかの治療で、保険承認されており、当院でも高血圧のSaMDを取り扱っています。
今後は糖尿病においても近い将来、SaMDの活用が見込まれています。


脇先生は澤木秀明が参加した東京都と東京医科歯科大学の共同事業の「デジタルヘルス人材育成プログラム」で講師をされていて、そのご縁もあり、当院の視察にきてくださいました。

糖尿病診療を良くするために、沢山の学びをいただく、貴重な機会になりました。
脇嘉代先生の益々のご発展を祈念したいと存じます。

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