当院のスタッフが医師や医療従事者向けに糖尿病チーム医療に関する講演を行いました

院長の澤木です。
2022年10月1日土曜日、大阪梅田の会議室で、第21回淀川リバーサイズ糖尿病カンファレンスが開催されました。本来は、2020年8月に開催予定だったのですが、コロナ禍で、延期をお願いし、満を持して、感染症対策を強化して、今回、開催に至りました。

最初に、澤木から開会の挨拶の後、
当院の看護師(糖尿病看護認定看護師)上野さんが、当院の取り組みを事例を混じえて、講演いたしました。

看護師、管理栄養士、医療事務が一丸となって、治療にあたっている現状を発表してくれました。大病院とは違って、小回りのきく、澤木内科・糖尿病クリニックの特徴をいかせた事例の発表で、活発な質疑応答がありました。

特別講演1は順天堂大学小児科 准教授 田久保憲行先生からは、乳児期、幼児期、学童期、思春期、成人と年代別の糖尿病治療について、ご講演くださいました。やはり、お子様は御本人だけではなく、保護者の方や学校の先生などにご協力していただけるかが、大切だということを改めて学ぶことができました。思春期は特に、芽生えた自我に見守りながら、関わりの程度を過干渉にならないようにしながら、調整していくことの重要性も教えていただけました。田久保先生は、研修医やレジデントの先生への指導も定評があり、ベストティーチャー賞も受賞されたことがあるそうで、温かいお人柄がにじみでいるご講演でした。

特別講演2は聖路加国際病院 内分泌代謝科 部長の能登洋先生でした。エビデンスの解釈の仕方を大変わかりやすく解説くださいました。また、各種糖尿病治療ガイドラインのお話もあり、日頃の疑問を沢山質問させていただいて、丁寧にご回答くださりました。終了時間を大幅に過ぎてしまいましたが、とても内容の濃い勉強会で、参加いただいた価値の高い講演会だったようにも思います。

タイトルとURLをコピーしました