1型糖尿病で低血糖にお悩みの方へ:持続血糖測定器ガーディアンコネクトを保険診療にて取り扱っています

「1型糖尿病治療中で、知らない間に低血糖になるのが怖くて、思い切ってインスリンをうてない。」
「夜間の低血糖が怖くて、低血糖になったら、教えてほしい。」
「ペン型インスリン使用中だけど、正確性の高い、持続血糖測定をしたい」
「入院せずに、外来で持続血糖測定器を使ってみたい」
そんな1型糖尿病患者さんはおられませんか。
澤木内科・糖尿病クリニックでは、1型糖尿病の治療の際に役立つ、リアルタイムCGMのガーディアンコネクト(メドトロニック社)を保険診療にて取り扱っております。

1. リアルタイムCGM ガーディアンコネクト って何ですか?

皮下に挿入したセンサーとトランスミッター(信号を送信する機械)を繋ぐことにより、お手持ちのスマートフォンなどモバイル機器にセンサーグルコース値(≒血糖値)をリアルタイム(常時)に表示することができます。
センサー値の推移はグラフで表示され、また、センサー値の推移予想を矢印で確認することができます。自己血糖測定とあわせて利用することによって、設定することで、低血糖であること、低血糖になりそうと予測すること、高血糖であることを知らせてくれます1型糖尿病治療中の方で、低血糖や無自覚低血糖にお悩みの方に役立ちます。
モバイル機器はiPhoneやアンドロイド携帯の一部となっております。
携帯の貯蔵電気の消費が早い可能性があり、補助の外部電池を別に用意されている方が無難に思われます。

2. 測定している値は?

皮下間質液中のグルコース濃度で、厳密には血糖値とは異なりますが、血糖値とよく相関することが知られています。
ガーディアンコネクトで測定された値は、血糖値ではなく、センサー値、センサーグルコース値と表現されることが多いです。
 

3. 血糖測定の回数は変わる?

変わりません。
ガーディアンコネクトで測定している値は血糖値とは異なります。正確な血糖値の把握のため、1日4回の指先穿刺による血糖測定は必要です。
特に低血糖や高血糖には注意が必要です。
精度管理に必要な更正で必要な血糖回数は1日2回なので、1日2回と思われがちですが、血糖値とセンサーグルコース値の限界かもしれません。(2019年12月現在)
 

4. センサーの装着部位は?

腹部や腰の後ろなど、十分に皮下脂肪のある部位に装着します。
皮下脂肪の分布は年齢や性別によって個人差がありますので、装着部位は医師・看護師にご相談ください。
 

5. センサーの使用期間は?

6日間です。
6日毎に、センサーの交換が必要になります。
 

6. トランスミッターの充電は必要?

センサー交換の際に必ず毎回充電が必要です。
 

7. アラート機能

低血糖、高血糖時のアラートに加え、低血糖が予想される時、高血糖が予想される時にもアラートを設定することができます。
なれる場合はアラートをオフにしておくか、低血糖アラートのみ設定し、ご希望をうかがいながら、設定を相談させていただきます。

8. 費用

保険診療の適応となります。
3割負担の方で、約1万円上乗せになります。
(持続血糖測定器加算)

9.持続血糖測定器ガーディアンコネクトに興味のある方は

まずは、お電話かネット予約いただき、外来受診ください。

※持続血糖測定器を開始できるか、受診の際に相談させていただけたらと存じます。(初診前の電話相談は承っていません。)

※通常は2回目以降の受診が導入日となります。

導入日は完全予約制(午前9時30分、午後14時45分)とさせていただいております。3ヶ月程度、お試しいただいて、中止することも可能です。

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