帯状疱疹(たいじょうほうしん)のワクチン-予約制のご案内

皆さん、こんにちは。
澤木内科・糖尿病クリニック 院長の澤木秀明 です。

「50歳以上の方に対する水痘(すいとう)ワクチンの接種が帯状疱疹(たいじょうほうしん)を予防する効果があること」が認められました。

水痘ワクチンを接種すると、帯状疱疹の発症を予防できる効果があり、仮に発症しても軽症で済む可能性があります。

帯状疱疹(たいじょうほうしん)は、水ぼうそうを起こす原因ウイルスと同じ水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスによって起こる病気です。

水ぼうそうは多くの人が子供の頃にかかり、発症後1週間程度で治ります。
しかし、治ったといってもウイルスが消滅したわけではありません。
実は、体の神経節(しんけいせつ:神経の細胞が集まった部分)に隠れて、長い場合は何十年も潜伏し続けます。
そして免疫力が低下したときにウイルスが復活します。
免疫力が低下する原因には、過労やケガ、大きなストレス、病気、手術、免疫抑制薬の使用、高齢化などがあります。
免疫力の低下によって復活したウイルスは、神経節から出て活動を再開し、皮膚に帯状の水ぶくれをつくります。
この帯状の症状から「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」といわれます。

帯状疱疹の症状は

みずぶくれを伴う赤い発疹が、からだの左右どちらかに帯状にでます。
チクチク、ピリピリ、ズキズキと強い痛みが伴うことが多く、
発疹がなおっても、長い間、痛みが続くことがあります。

■水痘ワクチン(帯状疱疹のワクチン)

澤木内科・糖尿病クリニックでは、50歳以上の方に、予約にて、たいじょうほうしんのワクチン接種をとりあつかいをはじめます。
水痘ワクチンは任意接種のため、自費診療となり、7000円(事前予約制)(50歳以上の方)とさせていただきます。
水痘ワクチンを接種すると、帯状疱疹の発症を予防できる効果があり、仮に発症しても軽症で済む可能性があります。

■すぐに予防接種を受けられますか?

予約を受けてからワクチンを発注するため、接種希望日の1週間前までにご予約ください。

■風邪をひいているのですが、接種できますか?

熱がある場合は延期になります。基本的には体調が良い日をおすすめします

■予防接種のあと、お風呂に入っても大丈夫ですか?

接種部位を強くこすらなければ、特に普段通りで大丈夫です。

■何種類か予防接種をしたいのですが、接種間隔には決まりがありますか?

生ワクチンは接種後4週間、不活化ワクチンは接種後7日間あければ次の接種が可能です。
代表的な生ワクチンは麻疹、風疹、水ぼうそう、おたふくなど。
不活化ワクチンはA型肝炎、B型肝炎、狂犬病、破傷風、肺炎球菌、インフルエンザなどです。

■帯状疱疹(水痘)のワクチン接種が適当でない方

1)明らかな発熱がある
2)じゅうとくな急性の病気にかかっている。
3)水痘ワクチンの成分で、アナフィラキシーになったことがある
4)明らかに免疫機能に異常のある病気がある、免疫抑制をきたす治療を受けている方
(先天性および後天性免疫不全状態の方、急性および慢性白血病、骨髄やリンパ系に影響を与えるその他疾患、HIV感染またはAIDSによる免疫抑制状態、細胞性免疫不全などによる)
 

■すいとうワクチン(帯状疱疹)ワクチンを予約するには

接種ご希望日の1週間前までに、お電話にてお申し込みください。

※キャンセルはできません。

お日にちの変更は可能です

澤木内科・糖尿病クリニック TEL:072-669-8111
 

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