院長の澤木秀明が1型糖尿病の方のリアルタイムCGM(デクスコムG6)とパッチポンプの事例につき医師向け講演会で講演をしました

院長の澤木です。
2023年11月25日土曜日に大阪・梅田の貸会議室で開催された
大阪医科薬科大学内科学I糖尿病内分泌代謝研究会で
院長の澤木が発表する機会を頂戴しました。

開院して7年たち、確認したところ、
リアルタイムCGM(リアルタイム持続血糖モニター、rtCGM)の患者さんは
ちょうど50名でした。
デクスコムG6(DexcomG6)の患者さんは49名ガーディアンコネクト1名おられます。

フリースタイルリブレ(間歇スキャン式CGM、isCGM)の患者さんの方が多いですが、
rtCGMの患者さんも増えています。

インスリンポンプ(CSII)患者さんは17名おられます。
ミニメド770g・ミニメド780gの患者さん(SAPやHCLを含む)は13名
パッチポンプ(メディセーフウィズ)4名となっております。

世の中にあまり、普及していない糖尿病機器の組み合わせであっても、
必要とされている患者さんはおられます。

入院せずに当院通院時に開始し、安全に活用できている事例につき、そのコツを披露できました。
勉強熱心で誠実なスタッフが頑張ってくれて、実現できました。

DexcomG6(デクスコムG6)は現在、使用可能なリアルタイムCGMの中では精度の点で優れていること、
isCGM(フリースタイルリブレ)にはない、警告機能があること
(低血糖や高血糖の際、教えてくれる)、
CGMセンサーの装着期間が10日間×3日で30日カバーできること、
指先穿刺の回数をかなり減らせること、
工夫すれば、リブレと同じ値段で使用できることなどの特徴があります。

パッチポンプ(メディセーフウィズ)はチューブがなく、
スマホサイズのモニターで操作します。
人目を気にせずインスリンの早送りがしやすいです。
ワンピースを着る際などチューブがじゃまにならないなどの利便性があり、
最近選択される方が増えてきています。

講演の際は、恩師の大阪医科大学名誉教授の花房俊昭先生や大阪医科薬科大学教授の今川彰久先生の前での発表でしたので、緊張してしまい、写真を撮る余裕がありませんでした。
かわりに丁度、弘前大学の先生からの宅配便が到着し、
りんごと記念写真をとりましたので
掲載させていただきます。
貴重な機会をくださいました関係者様、弘前大学の先生にも感謝申し上げます。

 

タイトルとURLをコピーしました