働き盛りの糖尿病患者さんを支えるチーム医療~第15回兵庫県糖尿病教育看護研修会で講演を行いました~

こんにちは。澤木内科・糖尿病クリニック院長の澤木秀明です。

2026年8月30日、神戸臨床研究情報センターにて開催された「第15回兵庫県糖尿病教育看護研修会」にて、教育講演に登壇してまいりました。

テーマは『患者さんが通い続けたい、糖尿病療養指導士が働き続けたいクリニックをつくる〜壮年期糖尿病の治療継続を支えるチーム医療とパッチポンプ活用の実践〜』です。

座長を務めてくださった武庫川女子大学の辻本勉先生、またご参加いただいた医療従事者の皆様、誠にありがとうございました。

働き盛り世代の治療中断を防ぐために

当院には40代・50代の働き盛りの患者さんが多く通院されています。責任ある立場で仕事が優先になりがちなこの年代は、症状の自覚が乏しいこともあり、全国的にも「治療の中断」が多いことが大きな課題となっています。

世の中から、糖尿病難民をなくす」という当院のミッションを実現するためには、患者さんが「通い続けたい」と思える工夫が欠かせません。講演では、当院が実践している3つの工夫をご紹介しました。

  1. 通いやすさと利便性の追求(待ち時間の短縮やWEB問診・オンライン予約の活用)
  2. 柔軟な医師選択(10名の医師による複数主治医制の導入)
  3. 充実した指導環境(最大6つの指導室と多職種スタッフの連携)

チーム医療の要「ボトルネック戦略」とDX推進

クリニックがスムーズに回るためには、スタッフ全員の協力が不可欠です。当院では「流れが詰まっているところ(ボトルネック)を発見したら、みんなで手当する」という文化を大切にしています。 受付やクラーク、管理栄養士など、職種の垣根を超えて協力し合うことで、患者さんの待ち時間短縮に繋げています。また、最近では当院の医療事務スタッフが「大阪糖尿病療養指導士(CDEL)」を取得し、より専門的な視点で患者さんに寄り添えるようになりました。

先進デバイス(パッチポンプ)でQOLを向上

後半では、チューブがなく日常の行動を制限しない「パッチ式インスリンポンプ(メディセーフウィズ)についてお話ししました。特に女性や若い世代の患者さんから「服装を自由に選べる」「人目を気にせず操作できる」と喜ばれています。 当院で行った多施設共同研究のデータ等も交えつつ、CGM(持続血糖測定)を併用しながら安全に外来導入する手順について解説いたしました。

【写真:座長の辻本勉先生と澤木秀明】

終わりに

患者さんが通い続けたいクリニックを作ることは、同時に「スタッフが働き続けたいクリニックを作る」ことでもあります。これからもスタッフ一丸となり、質の高いチーム医療で患者さんの治療をサポートしてまいります。

現在、澤木内科・糖尿病クリニックでは一緒に働く仲間(医師・看護師・スタッフ)を募集しています。ご興味のある方は、ぜひ当院の採用ホームページをご覧ください!

引き続きよろしくお願いいたします。

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