■低血糖症は糖尿病薬を使っている患者さんだけですか。

糖尿病を発症していないや、
生活習慣の改善の治療のみをしている2型糖尿病の人も、
常に低血糖に気をつけなければいけないわけではありません。

ただ、低血糖症は糖尿病を発症していない境界型投薬をうけていない2型糖尿病患者さんでもおこりえます。
たとえば、食事を早食いした場合、糖質が一気に小腸から吸収され、インスリン分泌が強く刺激された場合におこる反応性低血糖(はんのうせいていけっとう)が代表的です。

反応性低血糖の対応としては食事をゆっくり食べるということが大切になってきます。
3時のおやつの時間に無性に食欲がある場合反応性低血糖の可能性もあります。
低血糖症状で無性におなかがすいてしまうためです。
食後でない場合に低血糖が起こる病気(インスリノーマなど)もありますが、一般的ではありません。

低血糖の時は通常は違和感を自覚します。
その違和感こそ、低血糖の警告症状(交感神経刺激症状)です。
砂糖をのむなどの対応をしていただきます。
大事にいたることなく、まに合います。
対応をきっちりすることと原因をつきとめ、再発防止に務めることが大切です。
問題となりやすいのが、低血糖の警告症状がなく、
いきなり意識がなくなるような重症低血糖が、突然起こる無自覚低血糖を起こすかたです。