食事で摂る炭水化物量を一定にして血糖コントロールを良好に!

前回は、食事時間を規則的にして血糖変動を穏やかにするようお伝えしました

今回は食事の中に含まれる炭水化物量と血糖変動の関係についてお伝えします

 

炭水化物とは、米やパン、麺類、芋類に多く含まれる栄養素です

身体にとってエネルギーとなる重要な栄養素ですが、

血糖値にもっとも影響するので、上手に摂りましょう!

 

朝・昼・夕食の中での炭水化物量に差がありすぎると

食後血糖値の変動が大きくなってしまいます

食後血糖値の変動を安定させるためにも、毎食の炭水化物量を一定にすることは

とても重要なことなのです

 

炭水化物の量がばらつく原因は何でしょうか?

▷朝食を食べない

▷昼食は麺類が多く、一緒に炒飯など炭水化物の食べ重ねをしてしまう

▷夕食に食べすぎると太るからあえて主食を食べない

という場合です (. .)

 

例えば、

「ダイエットのため」や「血糖値を上げたくないため」などで“夕食は主食抜き”をすること

確かに夕食後の血糖値は上がりにくいです

しかし翌朝に炭水化物を摂ると食後血糖はその反動で必要以上に上がりやすいのです

このような血糖値が急激に上がることを「血糖値スパイク」と言います

「血糖値スパイク」のような血糖値の大きな変動は血管を傷つけてしまう可能性があります

また以前お伝えした炭水化物の食べ重ねや欠食が起きると、この“だいたい同じ量“に差が出てくるので要注意!

 

食事の中での炭水化物量の大半を占めるのは主食です

1食の主食の量は種類によっても異なります

米飯150g=食パン1枚(5枚切)=麺類1玉

厳密に同じ炭水化物量ではないですが↑を目安として考えてみてくださいね♩

※疾患があり医師や管理栄養士から指示量がある方は厳密にしないといけない場合があります

 

バランスの良いお食事をすることで炭水化物量を一定にして血糖変動を穏やかにしましょう!

Googleレビュー

Excellent
Based on 28 reviews
TERUKO NAKAMURA
TERUKO NAKAMURA
2024-02-17
血糖値が異常に高かったので、即座に対応・診察していただきました。 丁寧な説明していただきありがとうございました。 食生活を改善して頑張りたいと思います
kattsan
kattsan
2024-02-14
先生をはじめ受付、採血等の看護師の皆さんの感じがよく説明もわかりやすいです
中谷和世
中谷和世
2024-01-06
丁寧な説明でいつもありがとうございます。
浅尾公一
浅尾公一
2024-01-01
澤木先生をはじめ、スタッフの皆さんはたいへん優しく丁寧で心地よく月々の診療を受ける事が出来ます。先生は褒めて伸ばすタイプなのですんなりアドバイスが耳に入ります。日々の血糖値はともかくa1cほかの数値はかなり落ち着いていますので長生きし、ひ孫の顔を見ることが目標となりました。
かずこ(雪ん子)
かずこ(雪ん子)
2023-12-21
先生もスタッフの皆さんも とても親切で お話しやすいです。
このブログは澤木内科・糖尿病クリニック(大阪府高槻市)の管理栄養士が運営しています。
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