糖尿病でも麵が食べたい!

暑くて食欲がないとき、そうめんなどのさっぱりした冷たい麺類は食べやすく、美味しいですよね!
しかし、麺類は血糖値の上昇を心配される方もいらっしゃると思います。今回は血糖値の上昇が心配な麺類を安心して美味しく食べる方法についてお話します。

麺類を食べる時の問題点として3つが挙げられます

  1. 早食いになってしまう
  2. 栄養バランスが偏りがち
  3. 塩分が多い

1.早食いになってしまう

つるつると食べやすい麺類はよく噛まずに食べられるため、早食いになりがちです。

食べ過ぎる原因にもつながりますので、できるだけ意識して噛むようにしましょう!

「ゆっくり食べ」のくわしい話はこちら

2.栄養バランスが偏りがち

 具がほとんどない麺料理(ざるそばやそうめんなど)は、麺の量が多くなり糖質をとりすぎてしまいます。また、腹もちしないのですぐにお腹が空いておやつを食べすぎてしまうことにもつながります。そのため、麺料理を食べる時も、食事療法の基本である栄養バランスのよい食事(主食+主菜+副菜をそろえる)をこころがけ、たんぱく質や野菜も一緒に食べるようにしましょう。そうすることで、食後血糖値の上昇予防にもなります。手軽に冷奴とサラダでもいいですね。

麺類1品にしたいときはトッピングをたっぷりしましょう。

おススメトッピング

主菜(たんぱく質)ささみ、鶏むね肉、豚肉、錦糸卵やゆで卵、納豆、シーチキンなど
副菜(野菜・海藻など)きゅうりやトマト、オクラ、わかめ、きのこ、薬味など

豚肉は疲労回復ビタミンのビタミンB1が多く含まれており、夏バテ予防におススメです!

3.塩分が多い

冷たい麺類は汁(スープ)のある麺類よりも塩分は少なくなりますが、それでも塩分が多くなりがちです。気づきにくいですが、麺自体にも塩分が含まれていますので、できるだけ汁は残すようにしましょう!残ったつゆを飲むのはやめておきましょう。

塩分が多い麺類を食べる時は、塩分を体外に排泄する作用のある栄養素「カリウム」が多い食材を一緒にとりましょう。

カリウムの多い食材:野菜、海藻、果物、芋類など。




バランスのよい食事を心がけて夏バテを防ぎ、暑い夏を乗り切りましょう!

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