インスリン治療ガイド|はじめての方から1型糖尿病・ポンプまで専門医が解説

糖尿病の治療

こんにちは。澤木内科・糖尿病クリニック院長の澤木秀明です。

「インスリン治療を始めることになったけれど、何から知ればいいの?」「低血糖や体調が悪いときはどうすれば?」――インスリン治療には、知っておきたいことがたくさんあります。

このページでは、当ブログのインスリン治療に関する記事を、目的別にまとめました。気になるところから読んでいただけます。

院長 澤木秀明
院長 澤木秀明

このページは、インスリン治療をしている方、これから始める方、1型糖尿病の方とご家族のための「道しるべ」です。すべてを一度に覚える必要はありません。今の自分に必要なところから、少しずつ読んでみてください。わからないことは、外来でいつでもお尋ねください。


まずはここから:インスリン治療の基本

インスリン治療を始める方、始めたばかりの方は、まずこちらからお読みください。

▶はじめてのインスリン治療|種類・打つタイミング・低血糖・保管方法を糖尿病専門医がやさしく解説
インスリンの種類、打つタイミング、低血糖への備え、保管方法までをまとめた入門編です。

▶インスリンの役割と分泌のしくみ
インスリンが体の中でどのように働き、どのように分泌されているかを解説します。

▶インスリンの1単位とは?量の意味・U-100・1単位でどのくらい血糖値が下がるか【2026年版】
「1単位」とはどのくらいの量か、U-100の意味などを解説します。

▶インスリン治療をただちに開始する必要がある方は
インスリンが生命維持に必要な「インスリン依存状態」について解説します。

▶インスリンはやめられる?2型糖尿病でインスリンを減らせる・中止できる人の特徴【専門医が解説】
2型糖尿病でインスリンを減らせる・やめられる可能性がある方の特徴を解説します。


毎日の注射のコツ

毎日の注射を、安全に、効果的に続けるためのポイントです。

▶インスリンのしこりが血糖値を乱す|注射部位のローテーションが大切な理由
同じ場所に打ち続けるとできる「しこり」と、注射部位をずらす大切さを解説します。


低血糖・体調不良・もしものとき

低血糖や体調を崩したときの対応と、運転・手術・災害などへの備えです。元気なうちに読んでおいてください。

今、困っているとき

▶低血糖とは?症状・原因・対処法を糖尿病専門医が解説|糖尿病でない方の低血糖も【2026年版】
低血糖の症状、原因、ブドウ糖での対処法を解説します。

▶シックデイとは?風邪・胃腸炎で食べられない時のインスリンと薬の対応
風邪や胃腸炎で食べられない日の、インスリンと飲み薬の対応、受診の目安を解説します。

▶糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)とは?症状・原因・予防
命に関わる急性合併症、ケトアシドーシスの症状・原因・予防を解説します。

前もって備える

▶運転時の低血糖に対応するために(糖尿病の治療)
運転中の低血糖を防ぐための注意点です。

▶糖尿病の方が手術を受けるときの注意点|HbA1c・お薬の休み方・インスリン調整【2026年版】
手術を受けるときのHbA1cの目安や、お薬の休み方を解説します。

▶災害から自分を守るために|糖尿病の方の備え、インスリンとお薬をどう守るか
災害に備えて、インスリンとお薬をどう守るかをまとめました。

▶糖尿病と妊娠|妊娠前に準備すべきこと・ HbA1c目標・薬の見直しを専門医が解説
妊娠を考えている方へ、妊娠前に準備したいことやHbA1cの目標、薬の見直しを解説します。


1型糖尿病の方へ

1型糖尿病と診断された方、ご家族の方に向けた記事です。

▶1型糖尿病と診断されたとき、最初にすべきこと|3ヶ月で身につける治療の基本【糖尿病専門医解説】
診断されてからの3か月で身につけたい、治療の基本をまとめました。

▶インスリン強化療法とは?1型糖尿病で1日3回以上の注射やインスリンポンプが勧められる理由【2026年版】
基礎と食事時のインスリンを補う頻回注射や、ポンプ療法が勧められる理由を解説します。

▶1型糖尿病と2型糖尿病の違いと共通点、見極めが難しい場合があります【比較表・見分け方のポイント付き】
1型糖尿病と2型糖尿病の違いと共通点を解説します。

▶緩徐進行1型糖尿病とは GAD抗体陽性の糖尿病【2023年診断基準改訂】
GAD抗体などの自己抗体が関係し、インスリンを出す力がゆっくり低下する糖尿病と、その診断基準を解説します。

▶1型糖尿病の治療について
1型糖尿病の治療の考え方を解説します。


インスリンポンプ

インスリンポンプを使っている方、検討している方に向けた記事です。

仕組み・選択肢

▶インスリンポンプ療法とは 良い点
ポンプの良い点に加え、AID(自動インスリン投与)との違い、トラブルへの備えなど安全に使うためのポイントも解説します。

▶ミニメド780Gとは?自動でインスリンを調整するAID療法【糖尿病専門医が解説】
基礎インスリンなどを自動調整するミニメド780Gの仕組みと、食事時の操作などの注意点を解説します。

▶チューブのないインスリンポンプ|パッチ式「メディセーフウィズスマート」を糖尿病専門医が解説
チューブのないパッチ式インスリンポンプを解説します。

安全に使う

▶【重要】ミニメド780G-インスリンポンプの安全性に関する最新情報 〜低血糖の原因のひとつが判明しました〜
2026年3月に案内された、ポンプと注入部位の高さの差による注入量への影響と、その対策を解説します。

▶【2026年6月続報】フィアスプをインスリンポンプで使用中の方へ|37℃を超える高温とゲル化に注意
ポンプ内のフィアスプが高温でゲル化し、注入不良を起こすリスクと対策を解説します。

▶インスリンポンプの注入セット交換が最大7日に
ミニメド700シリーズ用の「エクステンデッド注入セット」を紹介します。最大7日間の使用が可能ですが、交換時期は製品・インスリン・使用状況によって異なります。

日常生活

▶インスリンポンプ装着時の洋服の工夫について
インスリンポンプをつけているときの洋服の工夫を紹介します。


血糖値を測る(CGM・血糖自己測定)

インスリン治療では、血糖値の動きを知ることがとても大切です。

▶フリースタイルリブレ2(CGM)とは?血糖値の流れを見える化する糖尿病治療(保険診療と選定療養と自費など)
血糖値の流れを見える化する「フリースタイルリブレ2」を解説します。

▶フリースタイルリブレ2を自分でカンタンに始める3つのステップ
リブレ2の使い始めを支える、メーカーのLINE・電話サポート・説明動画の利用方法です。

▶リブレの次に知ってほしいCGM「デクスコムG7」とは|精度・アラート・使い方を専門医が解説
精度やアラート機能など、「デクスコムG7」の特徴を解説します。

▶CGMで血糖管理は変わる?REAL J研究の結果と、Dexcom G7・リブレ2の選び方
CGMで血糖管理がどう変わるか、REAL J研究の結果を紹介します。

▶フリースタイルリブレ2はCT・X線検査中も外さなくてよくなりました|MRIは従来どおり取り外しが必要です
リブレ2をCT・X線検査中に外さなくてよくなったお知らせです(MRIは取り外しが必要です)。検査の際は、装着していることを検査担当者に事前に伝えてください。

▶持続血糖モニターのCGM(リブレ2、デクスコムG7)装着時の海水浴について
CGMをつけたまま海水浴をするときの注意点です。

▶血糖自己測定(SMBG)って何?正しい方法とメリットをやさしく解説
血糖自己測定(SMBG)の正しい方法とメリットを解説します。


医療費・支援制度

条件を満たす方が利用できる、医療費の助成や経済的な支援についての記事です。

▶1型糖尿病の医療費助成制度(特に成人の方向け)
条件を満たす成人の1型糖尿病の方が利用できる、医療費助成や年金などの経済的支援を紹介します。

▶子どもが1型糖尿病と診断されたら まず確認したい医療費助成制度(高槻市版)
お子さんが1型糖尿病と診断されたときに確認したい医療費助成制度です。


インスリンの供給に関するお知らせ

インスリン製剤の販売中止や出荷調整に関する情報です。

▶インスリンが「当たり前に手に入らない」時代へ ― ノボ社の販売中止・リリー社の限定出荷について患者さんへ
ノボ社の販売中止・リリー社の限定出荷について、患者さんへのお知らせです。

インスリンの量や打ち方、体調が悪いときの対応は、一人ひとり異なります。主治医と事前に決めた調整方法がある方は、その指示に従ってください。それ以外の変更や中止は自己判断で行わず、ご相談ください。

  • 意識がもうろうとする、けいれん、呼吸がおかしいなどの場合は、迷わず119番に連絡してください。
  • 意識が悪い、または飲み込めない場合は、口から食べ物や飲み物を与えないでください。
  • 嘔吐が続く、水分がとれない、強い腹痛や高血糖が続く場合は、速やかに救急病院へ相談・受診してください。

当院では、点滴などの救急処置は行っていません。迷うときは、救急安心センターおおさか(#7119)にもご相談いただけます。

院長 澤木秀明
院長 澤木秀明

インスリン治療を始めたばかりの時期は、覚えることが多く、大変に感じることがあります。最初から完璧にできる人はいません。不安なことがあれば、どんな小さなことでも外来で遠慮なくお声がけください。当院のスタッフ全員で伴走します。

▶澤木内科・糖尿病クリニック公式サイト(1型糖尿病・CGM・インスリンポンプの診療をおこなっています)

▶Web予約はこちら(24時間受付)